竹常認定の浜名湖産ブランドうなぎ、大反響です。
毎度、お世話になっております。古橋です。
シラスウナギ漁の時期も残すところ後一ヶ月となり、終盤を迎えています。
今年は地元浜名湖も大不漁となり、それに伴い平均池入れ価格も高騰し、高値になっています。
毎年、シラスウナギ漁の良し悪しで業績を左右される生産者様は高いリスクを背負った養鰻を強いられる状況が続いています。
苦しい状況ではありますが、我々竹常は浜名湖の問屋として出来ることを地道に積み上げていく所存です。
二年前から始まりました大豆イソフラボンを活用した浜名湖のメスうなぎプロジェクトですが、弊社主要扱いの養鰻家様、飼料メーカー様、水産試験場様と提携して取り組みました結果、今までの養殖鰻とは違う全くの別物で、高品質の素晴らしい鰻を生産することに成功しました。
現在では全国の消費地問屋様、加工場様、専門店様に選りすぐりの浜名湖産メスうなぎをご提供させていただき、大変多くのリピート受注をいただいております。(需要が供給を上回ってしまっていますが…)
大豆イソフラボンを活用し生産されたメスうなぎですが、オスうなぎに比べてふっくら柔らかく、脂乗りが段違いに良くなります。そして味が普通の鰻とは全く違う上品さがあるのです。
弊社ではこの浜名湖の養鰻家様が育てるメスうなぎに対して厳格な基準を設定し品質チェックを施します。
それに合格した養鰻家様の育てる鰻のみを「生産者様の名前を冠したブランド鰻」として展開しております。
※ブランド鰻を生産している丸徳養魚場様ブランドカード
上記は弊社で認定されたブランド鰻の一角、「浜松うなぎ丸徳」のブランドカードの一部内容になります。現在弊社で認定されたブランドは2社のみです。今年新たに1社増える見込みです。
TOP画像の「浜松うなぎ高正」も弊社認定を受けたブランド鰻となります。
この2社様のうなぎは、取り扱っている我々が言うのもなんですが、今までの養殖鰻とは全くレベルの違う品質の鰻になります。
その根拠となるデータを取得する為に研究や成分分析に官能評価取得、改良と改善を我々一同はもちろん提携業社様と一丸となってやってきました。
今年新たにブランドうなぎとして追加される見込みの養鰻家様も、特別で素晴らしい鰻を養殖されており、認定をクリアした養鰻家様になります。発表をお楽しみに。
更には今年から生産者様と念入りに打ち合わせを行い、前年度よりも多くの出荷量を確保できる見込みが立ってきました。
稚魚の高騰など大変な状況の中にあっても、より美味しい鰻を育てようと真摯に努力している養鰻家様のうなぎ、適切で然るべき評価を受けられるうなぎとして世に出していきたいと思っています。
常に品薄状態が続いている状況ではありますが、今後の展開を見据えて増産なども計画しています。
ご興味ある方はお問い合わせくださいませ。今まで食したことのない特別な鰻をご提供できるかもしれません。
浜名湖うなぎ問屋 竹常
古橋