本年も宜しくお願い申し上げます。
毎度お世話になっております。竹常です。
ご挨拶が大変遅くなってしまいましたが、本年もより良品質の鰻を数多く扱っていけるように尽力して参ります。
竹常をどうぞ宜しくお願いいたします。
さて、年始から今に至るまでの活鰻の市況ですが、昨年末の予想通り国産鰻の池上げ量は一月に入ってから大幅に減少しており、全国的に活鰻の流通が大変少なくなっております。
養鰻場にある在鰻も平均サイズが小さく、池上げをするにもサイズアップが必須となります。
年始から2月末程度までは池上げはせず、餌を入れ生育に力を入れる期間が続くと思われます。
我々竹常としましても各養鰻場の池主様とお話をさせていただき、早期の池上げで小さいサイズで出荷するのは需要と供給の関係であまり喜ばしいことではない事から、長い目で見ながら鰻のサイズアップ後に池上げを行なっていく予定です。
詳しい情報は直接お電話などで聞いていただけましたら直接お伝えしますので、ご連絡お待ちしています。
余談にはなりますが、最近になって日本の社会の枠組みが大きく変わってきている様に感じます。
ウクライナ戦争の長期化や続くコロナの影響、法定通貨の不安定性、物流の滞りや増税など。懸念すべき点が数多く噴出している昨今の中で、お客様の消費行動も目まぐるしく変わってきている様に思います。
どのような形でこの世紀の混乱が帰結するのか定かではありません。
しかし、どれだけ世界が変わっても、
我々竹常は本当に美味しい鰻をいつまでも探求し、追求し、生産者様と鰻料理店様と共に、美味しい鰻の食文化を継続して行く事が一番大切な事だと考えています。
世界が変わっていく中で、本質的なことは変わらないと信じ、日々邁進していく所存です。
今週から寒波が到来するとの情報がありますが、皆様お体に気をつけてお過ごしくださいませ。
浜名湖うなぎ問屋 竹常
古橋